家づくりにはポイントがあります
マイホーム建築でのポイントである採光の重要性
マイホームを建築する場合に、意外と忘れていることがあります。それは採光の重要性についてです。日本には南向き信仰という古くからの考え方があり、南向きの家を好む傾向があります。南向きを好む理由は日中は太陽の光が家の中に入ってくるからです。それによって部屋は明るくなりますし、洗濯物も乾きやすくなるというメリットがあります。ですが、部屋に光を入れる場合採光を考えたほうが効率的ですし、仮に南向きでなくても採光さえしっかりと考えられていれば十分部屋が明かるのです。
ただ、採光のために窓を大きくしすぎたり窓の数を増やしすぎると背の高いタンスを置いたり本棚を置く場面で困ります。置き場所がなくなるからです。採光を考える場合にも物を置くということを意識して設計しましょう。

部屋の広さの重要性と問題点
マイホームを建てる場合には部屋の広さも重要になります。それまで賃貸住宅に住んでいた人であれば部屋が狭くてものを置くときや布団を敷くとき、あるいはベッドを置いたときにスペースがなくなってしまい苦労している人も多いのではないかと思います。そのため、一戸建て住宅を建てる人は一部屋を大きくする傾向があります。寝室は言うに及ばずリビングも大きなタイプが最近はやっていますので18畳以上のリビングを設計する人も多いのです。広々とした部屋は心も広々として余裕が出てきます。そういう意味では各部屋の広さはとても大事だと言えます。
ところが、部屋が広いと冷暖房の問題が出てきます。冷暖房が効きにくくなるという問題です。特に暖房は電気代がかかりますので、むやみに広い部屋を作る場合は真ん中で可動式のパネルドアやアコーディオンカーテンを設置しておくとよいでしょう。
狭小住宅は少ない敷地の中で生活に必要な間取りを確保するための構造になっているのが特徴です。都市部のように地価が高く、建物も多いことで敷地の確保が難しい立地に適しています。